【コンサル会計士の日々】空いた時間で何するの?外注依頼の3つの判断基準

「弊社ではこのようなサービスをご提供させて頂いております」

「ご活用いただけますと、こんなにも多くのお時間を浮かせることができます」

「業務改善のきっかけとして、ぜひご検討ください」

鼻息の荒い営業マン。スーツは若干くたびれてるけど。
自分の会社に対して、こんなに貢献できますよ!と熱烈アピール。

業務外注サービスの提案でこんなこと言われますね。

「生産性20%アップ」とか
「業務効率15%改善」とか

よくあります。

でもその謳い文句だけに乗っかって、お願いしても良いの?

今回は、

「外注依頼はどう判断する」

というお話です。

では参りましょう!

空いた時間で何するの?

午後イチの全体会議のあと。
やっぱり会議は午後に限る!眠い時間はしゃべるに限る!
にしても、今日のラーメンうまかったなぁ、近々またいこう~♪

ちょっと時間いいかな?

はい、大丈夫ですよ!

この前、こんな業者と打ち合わせしたんだよ。
ウチの事務作業の一部を引き受けてもらえるみたい。
事務作業を外注に投げられると、ホント楽になるんだ。

どうかな?
提案条件としては…………….
みたいな感じでさ。

なるほどです。

確かに条件としては悪くないですね。
ちゃんと能力のある人が仕事をしてくれるみたいですし。
自分のところで雇うより、コスパは間違いなくいいですね。

でしょでしょ!
じゃあ、はなし進めていいかな?

ん~、ちょっと待ってください。

確かにコスパは良いんですけど、「何のために外注するのか」を教えてもらっていいですか?

なんの?
業務改善でしょ?

確かにそうなんですけど。
業務改善して「浮いた時間で何をするか」ということです。

業務効率アップ!!ということはとても大切なのはよくわかります。
でも、浮いた時間の活用方法がはっきりしていないと決定力に欠けます。

浮いた時間、何します?

ん~、ちょっと考えます。
「ほかの仕事する」ってのじゃダメなんですよね。

「ほかの仕事」でもいいですけど、お金払って外注するんだから、「どうして外注するのか」がはっきりしてるといいですね。

良い話であることは間違いないので、前向きに検討していきましょう!

業者の良し悪しだけが、外注をするかしないかを決めるわけではない

今回の話、ちょっと違和感をおぼえた方、多いのではないでしょうか?

「業務改善されるなら、外注したほうがいいでしょ!?」
基本的にはその通りです。

ただ、今回のポイントは、

「お金を払ってまで、その業務改善する意味は?」

ということです。

外注すれば楽になる

そりゃそうですよね。自分の仕事を他の人に投げるわけですから。
でも会社として「お金を使って楽をする」ではダメです。

会社はには大事な使命があります。

「お金を使って、リターンを得る」

リターンの種類にはいろいろありますが。

今回のケースで僕が即決しなかった理由

「目的というリターンが明確にされていなかった」

これに尽きます。
僕は、目的が無く手段ばかりの話は、基本的にNG判断を下します。

別の話し方で来ていたら

たとえば、

こんなことにトライすれば、もっと売上につながるかもしれないんだ!
そのためには時間が結構必要で……
この業務を外注できれば、その時間が確保できそうなんだ。
ちなみに外注業者ってのは、こんなところがあって。(以下略)

こう来たら、僕は一発で意思決定をしていました。
もちろん詳細は確認しますが、即決レベルです。

「目的が明確」というのもありますが、プラスで「思い」もこもってますね!

外注依頼の3つの判断基準

・実績のある外注業者か(クオリティ)
・料金は妥当か(コスパ)
・浮いた時間で何をするのか(目的)

この3つのポイントが重要です!
それぞれバランスを見ながら検討してみましょう。

忘れてはいけないのは、外注はあくまでも

「目的を達成するための手段」

にすぎないのです。

選択する手段の「クオリティ」「コスパ」を確認することは当然ですが、

「目的」がはっきりしない段階で外注依頼をすることは、どんなに業務改善がなされてもゴミ意思決定です。

常に目的ありきで手段を選ぶようにしていきましょう!

ではまた!
今日も胸張っていきましょう!

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