【エクセルで始める原価計算 第4回】フリーランスが知りたい自分の時給/売上記録・時給計算

こんにちは。タクミです。

エクセルで始める原価計算

第4回は、売上記録・時給計算です。

では参りましょう!

【シリーズ概要】
スタート地点はココ!ゼロから始める原価計算
【エクセルで始める原価計算 第1回】フリーランスが知りたい自分の時給/まずは時間集計からスタート
【エクセルで始める原価計算 第2回】フリーランスが知りたい自分の時給/作業リストの作成
【エクセルで始める原価計算 第3回】フリーランスが知りたい自分の時給/作業リストのリンク

前回の補足

前回、エクセルのシート「リスト」に作業者と時間数のリストを作りました。
日付のリストも追加ておきます。

ちなみに、普通に「2020/1」とエクセルに入力すると、こんな表記になってしまいます。

日付は不要なので、消します。

あとは前回同様、「月」部分にリストを設定します。
1か所設定したら、あとはコピー&ペーストで複製しましょう。

売上をエクセルに記録する

この記録はとってもシンプルです。
次の記録を残しましょう。

・日付
・作業者
・プロジェクト名
・売上額

エクセルにするとこんな感じ

前回やったリストの設定をコピーしてしまいましょう。
セルの設定は複写できるので、楽をしましょう。

やることはこんな感じ。

「売上額」はその都度入力してくださいm(__)m

これでエクセルで原価計算(時給計算)をするための、基礎となる情報は全てそろいました。

時給をエクセルで計算する

時給計算を行うエクセルを作ります。

作る場所は今のシートの右側に追加してください。

・日付
・作業者
・プロジェクト名
・時間数集計
・売上集計
・時給

まずここまで大丈夫でしょうか。

次から少し難易度が上がります。

時間数集計

時間集計にあたり、「SUMIFS」という関数を使います。

関数「SUMIFS」
2つ(またはそれ以上)の条件を満たす時、このセルを集計してね!

という関数です。

実際にやっていきましょう!

8月のブログにかかった時間を集計します

セルに「=SUMIFS(」と入力すると次のように出てきます。

・合計対象範囲:条件に当てはまったとき、どこを集計するか
⇒今回は作業時間を集計したいので「F列」を選択します。(エクセルのF列、Fという文字をクリックすると選択できます。)

そのあとに「,(半角カンマ)」を入力

=SUMIFS(F:F,

・条件範囲1:1つ目の条件の当てはまりをどこで探すか
⇒このエクセルでは月別に集計したいので、「月」を条件に探してもらいます。
「どこを探すの?」に答えるため、「月」を入力している「B列」を選択します。

そのあとに「,(半角カンマ)」を入力

=SUMIFS(F:F,B:B,

・条件1:1つ目の条件
⇒8月のブログにかかった時間を集計したいので、8月と入力されているセル「M3(M列の3行目)」を選択します。

そのあとに「,(半角カンマ)」を入力

=SUMIFS(F:F,B:B,M3,

・条件範囲2:2つ目の条件の当てはまりをどこで探すか
⇒「プロジェクト名」別で集計したいので、「プロジェクト名」を条件に探してもらいます。
「どこを探すの?」に答えるため、「プロジェクト名」を入力している「D列」を選択します。

そのあとに「,(半角カンマ)」を入力

=SUMIFS(F:F,B:B,M3,D:D,

・条件2:2つ目の条件
⇒「ブログ」にかかった時間を集計したいので、「ブログ」と入力されているセル「O3(O列の3行目)」を選択します。

そのあとに「 ) 」を入力。これで完成です!

=SUMIFS(F:F,B:B,M3,D:D,O3)

8月のブログに係った時間が集計されます!

売上集計

売上集計でも同様に「SUMIFS」関数を使います。

・合計対象範囲
⇒売上高を集計したいのでK列を選択

・条件範囲1
⇒「月」を1つ目の条件にするので、H列を選択

条件1
⇒8月のブログに関する売上を集計したいので、8月と入力されているセル「M3(M列の3行目)」を選択します。

・条件範囲2
⇒「プロジェクト名」を入力している「J列」を選択します。

・条件2
⇒「ブログ」の売上を集計したいので、「ブログ」と入力されているセル「O3(O列の3行目)」を選択します。

これで完成です!

=SUMIFS(K:K,H:H,M3,J:J,O3)

8月のブログにに関する売上が集計されます。
(8月に何回かに分けて売上が発生することを想定して、集計の関数を組んでいます)

時給の計算

最後に時給のセルに計算式を入れていきます。

時給=売上÷作業時間

なのですが、「金額」を「時間」で割っているので、単位がそろっていません。
この問題を解消するためにひと手間加えた式を入力します。

=Q3/P3/24

これでちゃんと時給が計算されます!

もうひと手間

計算エラーの表示が僕は嫌いです。そのため、エラーが出た場合にはこう表示してという関数を加えておきます。

また、この後の集計にも関連してくるので入れておきます。

関数:IFERROR
⇒もし式の結果がエラーだった場合にこう処理してください。

という関数です。

実際に入力すると、

このように表示されます。今回は下のように入力してください。

=IFERRPR(Q3/P3/24,0)

もし、「Q3/P3/24」の計算でエラーがでたなら、「0」と表示して
という関数を入れました。

全体観

この3つのブロックが、エクセルで原価計算のキモです。

つまり、情報の蓄積シートですね。

あとは「時間数集計」「売上集計」「時給」のセルをそれぞれコピーして、下のセルにどんどんペーストしていってください!

今回はここまで

お疲れさまでした!

慣れない方にはSUMIFS関数とかめんどくさかったでしょう。

エクセルで始める原価計算としては、この関数が最難関でした。
もうめんどくさいことはないです!(ホントカヨ)

ではまた次回!

こちらもぜひ読んで頂けると嬉しいです。
会計に対する僕の考え

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