「監査つまらない」の理由:「毎日小さなギブ」を心に刻んで脱却

クライアントの人からなんか怖い目でみられる
あまりうまくコミュニケーションが取れない
イヤミをいわれる

よく聞く若手会計士のお悩みです。

そこで今回は

「監査つまらない」の理由
「毎日小さなギブ」を心に刻んで脱却

退職する最後の半年で気付きました。
これを改善したら、とてもクライアントとの関係が改善されたと思います。

「監査つまらない」の理由

理由は1つです。

「テイク」して「テイク」するから

このテイクはギブアンドテイクの「テイク」を意味しています。

ビジネスの一般的な流れは
「ギブ」して「テイク」するですよね。

でも監査をする会計士は、
「テイク」して「テイク」するのです。

ん?ギブは?

少し考えてみましょう

1つ目のテイク

多額の監査報酬

監査法人・会計士は、クライアントから監査報酬という多額のお金をもらっています。
クライアントからお金を受け取ることは1つ目のテイクです。

2つ目のテイク

監査対応の時間

監査をするには、いろいろなインタビューや資料提出をお願いします。
特に資料提出の準備に莫大な時間をクライアントは使います。

自分たちの仕事のために相手に時間を割かせる
これが2つ目のテイクです。

じゃあギブは?

監査法人・会計士からクライアントがギブされるものは?

「監査報告書」

これ1つです。

そしてこの監査報告書は、資料の準備などをしてくれた現場の方々には全くありがたみが無いもの。

現場からすれば、会計士は本当に時間を奪い去っていくだけの存在に見えるのです。

以前、監査をしていた時、監査対応の総窓口になっている方が「電話線コードを抜いている」姿を見ました。
その時は本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

「テイク」して「テイク」するは、自分も疲れる

「監査つまらない」という発言を良く耳にします。

僕も監査を始めて間もないころはそう思っていました。
何のためにこんなことをしてるんだろうとも。

人間は不思議なことに、「テイク」してばかりの状況に違和感を覚えます。
何かしてもらったら何か返したい。そうしないとムズムズする。
そう思うのが自然ではないでしょうか。

依頼事項が増えれば増えるほど、
クライアントにとってもストレスが大きくなっていきます。

この「テイク」をし続ける性質が1言に集約されて
「監査つまらない」

になるのです。

会計士がどうやってギブするか

まずは時間を頂いていることに感謝する

監査報酬などお金の話は、クライアントと監査法人のトップ層がする話です。
現場の人間からは縁遠い話です。

僕らにできることは、

「時間を割いてくださってありがとうございます。」

相手が時間を割いてくれたことに感謝をすることから始めてみませんか。

感謝の気持ちのたった1言でもそれは「小さなギブ」になります。

相手のビジネスに対する考えを述べる

クライアントにとって「ギブ」されるとはなんでしょうか?

現場レベル

「日々の仕事がやりやすくなる」「めんどくさい処理がなくなる」など、
業務レベルでのカイゼンが考えられます。

経営陣クラス

「クライアントのビジネス」に対するコンサルティングでしょう。
しかし、監査法人はコンサルタントではないので、この部分には限界があります。

・小さな悩みを聞いてみる
・小さな悩みを一緒になって考えて、解決してみる

この「小さな」の積み重ねが信頼関係を作り上げていきます。
業績が急上昇するような「ギブ」でなくていいんです。

監査法人の役員クラスの方がこの記事を読むことはないでしょうから…
「スタッフ」の方々へ伝えたい僕の思いです。

相手に小さな「ギブ」を。
毎日が楽しくなりますよ。

ではまた!

ミイダス

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